1人旅 in 関西②

3日目は朝食を済ませ、大阪へと移動。


放送中の大河ドラマ【どうする家康】で、まもなく大阪冬の陣・夏の陣の舞台となる“大阪城”へ


天守閣最上階からの風景。


本丸東側の石垣は、23mあり日本一の高さを誇っています。



天守閣を出ると丁度お昼時。
「大阪と言えば“粉物”でしょう。」という事で、公園内の案内板で見つけた“お好み焼き”の文字に反応して【千房】へ。
お腹が空いていたので“ミックス広島焼”を頂きました。



大阪城公園から天王寺へ移動して、あべのハルカスへ。
下から見上げるだけでも、足がすくむ高さです。

エレベーターで16階のカウンターまで上がり、そこから地上300mの展望台まで 再びエレベーターであがります。
展望台まで上がるエレベーターは、外の風景が見えませんが、高い所が怖いので助かりました。


窓に近づくのが怖いくらい高いです。
北側の風景、右上に先程までいた大阪城が見えます。左下の森のような所は大阪冬の陣で家康が本陣を置いた“茶臼山”です。
愛知県にある小牧山のような山を想像していたので、小ささに驚きました。
現地で実物を見るのは大事ですね。


西側には、淡路島と本州を繋ぐ“明石海峡大橋”が見えるのですが、曇っていて見えませんでした。
気象条件に恵まれれば、なんと“京都タワー”も見えるそうなので、またいつか来てみたいです。

外気を肌で体感できる天空庭園で、“アレ”を果たした監督が大好きな、飴のソフトがあったのでいただきました。
ここは地上よりも寒かったので、体が冷えました。


天王寺から三ノ宮まで移動し、歩いて繫華街のど真ん中にあり1800年の歴史を持つ【生田神社】へ。

生田神社 楼門
生田神社 本殿

境内の中は、静かで緑も多く繫華街のど真ん中の神社という感じは全くしません。
機織りの神様【稚日女尊】をご祭神とし、糸と糸を織り成すように人の縁を結ぶと言われており、“来年こそは...”と祈願しました。



プラトン装飾美術館(イタリア館)

洋館長屋

風見鶏の館

生田神社を出て【北野異人館街】へ。
坂が多く歩くのが大変でしたが、ヨーロッパ風の建築様式で建てられ当時の外国人居住者の生活様式や文化を垣間見ることができ、レトロな雰囲気も楽しむことができます。


南京町

南京町

南京町

北野異人館街より、三大中華街の1つ神戸南京町へ。
入った瞬間に辺りの風景がガラリと変わりました。
夕食時だったので、修学旅行生や観光客が店先で売られているアツアツの“肉まん”等を買い求めていて賑わっていました。


南京町を出た後、神戸在住の友人と三ノ宮駅付近で食事をして京都へと戻りました。
3日目は、京都から移動し、1日で大阪・神戸を駆け足で観光する形になってしまったので、いつかはもう少し時間を掛けて回ってみたいです。

4日目は前日の反省から、チェックアウトする準備を済ませてから朝食を済ませ早々に出発。


奈良駅より歩いて、奈良公園の奥に鎮座する春日大社へ。

南門

中門・御廊

至る所に鹿が沢山いました。奈良では当たり前かもしれませんが、他所から来て見ると新鮮な景色です。
ここは全国に約3000社ある春日大社の総本山で、藤原京から平城京に遷都されると同時に整備された藤原氏の氏神。
赤い本殿が色鮮やかで素敵でした。


春日大社 燈籠
藤波之屋内

今日に至るまで、貴族・武士・庶民から3000基にもおよぶ、燈籠が奉納されているそうです。
内部が暗い藤波之屋では燈籠の灯りで幻想的な情景を見る事が出来ます。


東大寺 南大門
南大門

春日大社から東大寺へ。
南大門の金剛力士像や日本一の大仏など教科書で見たことのある国宝が満載のお寺です。
参道を進むと最初に見えてくるのが国宝南大門。

東大寺大仏


小学校の修学旅行でも来ているのですが、その大きさにまた圧倒されました。


興福寺五重塔

旅の最後に訪れたのは興福寺。
五重塔、木造大黒天立像等の国宝・重要文化財が多数保存されています。
国宝五重塔は、2031年まで修理の為足場に覆われてしまうのですが、まだ下の方だけが囲われているのみで、美しい姿を見る事が出来ました。

興福寺中金堂

飛鳥時代に藤原鎌足の病気平癒を祈願して、藤原京に建立さてたのが起源だそうです。
中金堂は2010年に再建工事に着手し2018年に落慶し、内部には本尊の釈迦如来坐像等が置かれています。





3泊4日の、関西旅行は興福寺を最後に終わりました。
コロナ明け初の旅行だったのでいい気分転換になりました。
ただカメラのSDカードの容量を空けてなかったので、3日目以降はカメラが使えなくなったり、ルートはもう少し考えていれば大阪・兵庫でゆっくり時間が取れたのではという反省点もありますが、関西旅行をご計画の方がいましたら参考にしてみてください。