西国旅行記 其之五(岩国・宮島編)

錦帯橋を渡り岩国城へ

広島バスセンター8:45発の高速バスに1時間ほど乗り山口県岩国市へ。
目的地は「錦帯橋」です。両津勘吉の眉毛を2つ並べたような橋といえばお分かりいただけますでしょうか?
料金所で、錦帯橋・ロープウェイ往復・岩国城がセットになったお得なチケットを購入し、いざ入橋。
橋を渡ろうとしたところで気が付いたのですが、床板に地味に段差があり階段のようになっていました。風景ばかり見ていて足元を意識していないと躓いてしまうかもしれませんね。
橋を渡って、その先にあるロープウェイ乗り場から岩国城へ。
山城なのでロープウェイで行けるとはいえ、降りてから天守への道は登り坂なので少々きつかったです。
そして天守の中へ、岩国城の天守は徳川秀忠~家光の時代に失われ、約350年後の昭和37年に鉄筋コンクリート造で建てられた復興天守ということで、階段の上がり下りは快適でした。

 セット券(障) 560円 

錦帯橋
錦帯橋


錦帯橋
岩国城の写真を撮ってたら、危うく躓きかけました。


岩国城 天守
岩国城天守


岩国城天守内 展示品
天守内に展示されていた鎧
歴史のロマンですね。


岩国城天守からの風景
天守展望台からの眺望
厳島まで見る事ができます。





一度は訪れたい「神の島」へ

錦帯橋からバスと、電車を乗り継いで宮島口へと移動。
ここで雨がパラつき始め「このまま雨が強くなったら船が欠航して厳島へ行けなくなるんじゃないか?」と不安になりましたが、そんな心配をよそに、雨はやんで来島を歓迎するかのように虹が掛かりました。

 JR西日本宮島フェリー(障) 宮島⇔宮島 200円 

雨上がりの虹
雨上がりに虹




「宮島といえば?」「牡蠣でしょ!」

13時をまわっても昼食を摂っていなかったので、宮島上陸後に真っ先に向かったのは「牡蠣料理専門店 牡蠣屋」さん。
牡蠣屋定食を頂きました。ひとつの定食にカキが10個も使われている実に贅沢な定食。
高山にもあるフードチェーンでも、冬になるとカキフライが登場しますが、やはり本場のカキはおいしかったです。


牡蠣屋定食
カキめし、カキの味噌汁、カキフライ、焼きカキ
贅沢なカキ三昧。レモンビールも美味しかった。


カキのグラタン
調子にのって、カキのグラタンを追加


レモンビール
レモンビールも美味しかった!




海に浮かぶ神社

昼食後は、海に浮かぶ朱色の大鳥居と社殿、潮の満ち引きによって異なる姿を魅せる厳島神社へ。
平安時代末期に平清盛が社殿を造営し、その後も毛利元就、豊臣秀吉といった、そうそうたる武将が信仰していたそうです。
境内は海の上に建っているので、いままでに行った社寺とは、違う趣を楽しむことができました。


 昇殿料(障) 100円 

厳島神社 大鳥居
お昼ご飯を食べてる間に、潮位が上がって
大鳥居に近づく事ができなくなってしまった。


参道には鹿がいました。



厳島神社の御朱印
御朱印授与所には列ができてた。

厳島神社 平舞台
舞台の先端で記念撮影
自撮り棒で撮ろうとしたら、後の方に撮っていただけた。


厳島神社
砂浜に降りて本殿を撮影。

社寺をハシゴ

厳島神社を出てすぐの所にある「大願寺」へ。
歴史は古く鎌倉時代に建てられたそうで、本尊の「厳島弁財天」は「鎌倉の江ノ島」「琵琶湖の竹生島」と並ぶ「日本三大弁財天」の一つです。


大願寺の御朱印
大願寺の御朱印、厳島神社と同じ社紋が押されている、昔は一体だった名残だろうか?


大願寺の山門
暗くなってしまった。調整したがこれが精一杯。


続いて「豊国神社」へ。
ここは豊臣秀吉が建立した大経堂。秀吉が工事の途中で亡くなった為、板壁も天井も張られる事無く未完成のまま現在に至ります。
畳857枚分の広さがあり「千畳閣」とも呼ばれています。

 拝観料 100円 

千畳閣
中は本当に広かった。
天井には「絵馬」のような物が沢山飾られていた。


大銀杏
目の前には、立派な大銀杏


厳島神社 五重塔
千畳閣近くの、厳島神社五重塔


紅葉谷公園

豊国神社を出て「紅葉谷公園」へ。
残念ながらロープウェイの運転時間は終わってましたが、歩いて行けるところまで行ってきました。夕方18時くらいまでは動いてるものと考えてましたが、思いのほか運転終了が早かった。ちゃんとリサーチして無駄なく行動したいですね。


宮島ロープウェイ
再び訪れる機会があれば乗りたい。


奥紅葉谷公園
紅い橋と紅葉がベストマッチ


奥紅葉谷公園
心が洗われる。


奥紅葉谷公園
紅葉の時期に来れてよかった。


千畳閣と五重塔
紅葉谷公園からの帰りに撮影。京都の清水寺みたいですね。


厳島神社
2時間前は、歩けたところが海面の下に。




ゆうはん

昼食の牡蠣に続いて、夕飯は宮島の郷土料理「あなごめし」
遠浅の広島湾は、アナゴの餌が豊富で脂ののりが秀逸で古くから珍重されてきたそうです。
Google検索したところ、徒歩10分くらいのところに良いお店を見つけたので行ってみると「予約で一杯」との事だったので、表参道で見つけたお店に行きました。


あなごめし
カリッと香ばしく美味しかった。


夕飯を食べて、再びフェリーで宮島口へ。
ここで復路のチケットが見つからず、探していたら1本逃してしまった。

また機会があれば、宮島にホテルを取ってゆっくり観光したい。


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