鯉城へ
ホテルをチェックアウトして広島駅へ。コインロッカーにキャリーケースを放り込んで向かったのは戦国武将毛利元就の孫・毛利輝元によって築かれた広島城。
江戸時代は広島藩の中心として機能し、江戸時代以降も天守などの構造物が残っていましたが、原子爆弾によって失われ、現在の天守は広島復興大博覧会の目玉として再建されたもので別名「鯉城」とも呼ばれており「広島カープ」もここから付けられたそうです。(カープが英語で鯉)
階ごとに様々な資料展示があり、興味深く見て回りました。
最上階の展望室まで上がりましたが、再建された天守なので階段の登り下りは快適で、
晴れていたので天守からの広島の景色はきれいでした。
天守から降りた後は、敷地内にある広島護国神社に参拝しました。
広島城 天守閣観覧料(障)0円
天気も良く、青空に天守が映える |
天守からの風景 中央に見えるのは、広島グリーンアリーナ |
広島城の刻印の刻まれた石 令和の時代に風化することなく残ってるのは 歴史のロマンですね。 |
護国神社の御朱印 |
鯉の像を撫でると、“家内安全”“恋愛成就”の御利益があるとか。 もちろん撫でました。 |
広島護国神社の白く美しい石造りの鳥居は、 原爆で倒壊することなく残った物 |
おりづるタワー
広島城を出て、歩いて「おりづるタワー」へ。
40年生きてきて、鶴は何度も折ってきたから説明など見なくても余裕と思ってましたが、結局はこっそとスマホで調べました。
また展望台は開放的で、原爆ドームや広島城、昨日訪れた宮島も見えました。
帰りはエレベーターではなく階段で、広島にゆかりのあるアーティストが、原爆投下から100年後の「2045年への願い」を描いたアート作品を見ながら下りました。
入場券(障/大人)1,000円、おりづる投入料金 100円
「簡単に折れるでしょ。」と思いきや意外と折れなかった。 |
展望台からの風景 中央の山が宮島 |
10分程の距離ですが、作品を観ながら下りたら意外と時間が掛かった。 |
おひるごはん
おりづるタワーから徒歩5分ほどの「お好み焼 若貴」へ。
創業50年以上のお好み焼店で、1番人気の「お好み焼スペシャル」を注文。テーブルにも鉄板があり焼き立てのアツアツを食べれて美味しかった。
肉、玉子、そば、イカ、エビ全部入りのお好み焼 |
平和記念公園
昼食後は、歩いて平和公園へ。
最初に見えてきたのは「原爆ドーム」教科書で何度も見たことはあるが、周辺には瓦礫がそのままになっていて写真では伝わらないリアリティがありました。
公園は広く綺麗。ここがかつて悲惨な場所だったとは信じられませんでした。
実際に原爆の被害を受けた建物を前にすると、胸にくるものがあった。 |
慰霊碑の先に、姿を見せる原爆ドーム |
足元には、かつて多くの人が暮らしてた町が眠っている。 |
大和と鉄のくじら
記念公園から広島バスセンターへ徒歩で移動して、高速バスに乗って呉市へ。
目的地は「大和ミュージアム」と「鉄のくじら館」
大和ミュージアムでは、戦艦大和の事だけではなく、造船技術や呉と国の近代史を詳細な説明資料があり、すべてに目を通そうとすると半日はかかるかもしれません。
もし機会があれば、もう少し時間をとって行きたい。
またミュージアムに鎮座する大和は縮小スケールですが細部もリアルに作り込まれていて見ごたえがありました。
入場料(障) 無料
細部までリアル、一見の価値あり |
零戦や潜航艇の展示も |
「てつのくじら館」では、実際に活躍していた潜水艦の中に入ることが出来ます。
そして想像した以上に狭くて、どこかに引っかかるんじゃないかヒヤヒヤしました。
資料館では、第二次世界大戦後から今日まで続く、掃海(航路の安全確保のため、機雷などを処分すること)についての展示物が詳しく説明されています。
無料で入る事ができるので、大和ミュージアムと併せておススメです。
入場料:無料
ゆうごはん
電車で広島へ戻り長かった旅行最後の食事。
広島駅直結のショッピングモールekieにある「廣島つけ麺本舗 ばくだん屋」で、広島5大グルメの一つ「広島つけ麺」を頂きました。
オーダーは期間限定の「広島牡蠣つけ麺」と「カキフライ」
野菜もたっぷりで、ピリ辛のスープが美味しかったです。
野菜タップリ! |
おにぎりが大きかった。 |
旅の終わり
土曜日に高山を発ってから6日。長い旅行も終わり、まさに“あっ”という間でした。
新幹線で名古屋へ向かい、一泊して高山へ帰ります。
来年は「どこに行こうか?」
帰りは新幹線。 |
夜遅く高山への接続がないので、名古屋で1泊。 |